私は今年で
35年のフラワー歴になりました。

もっと早く

自分の実力などをしって
学びをしていたら

今以上の仕事が出来ていたと
思います。
　

もちろん、
今に満足していないのでは
ありません。

皆さんには、
勘違いしないで
進んでいただけたら
と思います。

今日は4月8日

私が、35年前に
初めてフラワースクールに
習いだしたのが
春のこの頃です。

お花が好き

で　趣味で出来ればよいなぁ
ぐらいで始めた
フラワーアレンジメントですが、

今は趣味ではなく
お陰様で仕事として
やらせていただいています。
　

こんなに長く続くとは
私も正直、
思ってはいませんでした。

今では30年という長期にわたって
出来た事、今は本当に有難く
思っています。

今があるのは、
私を応援し続けてくれた
家族、友人、生徒さん
関わってくださった全ての方の
お陰です。 

ですが、33年
趣味から仕事に変わった時の
感情はそれは辛い時期も
時にはありました。
　

好きな事を仕事にするのは最高！

 

と私も良く使うフレーズですが

最高の裏には最悪の事態

もあるんです。

それなりの

逆境は乗り越えてきた

んだと思います。

お花の仕事をしたい人に
どんな花の仕事がしたい？
と聞くと、

趣味の延長線上のものや
自分が好きなことを
皆さんおっしゃいます。

ですが、
趣味と仕事の花では
全然、活け方も違います。

世の中の人が求めていないものを
自分の感覚でずっと
作り続けていても
ごく一部の人にしか
何時まで経っても
ヒットはしないんです。

『フラワーデザイナーメソッド』
の講座では、先ず最初に

『自分の現在地を知ろう』
というところから入ります。

人と比べる必要は全くありません。

ですが、
自分の現在地を知らないと

その先は何も変わらず
何を学んだらいいのか
分からないからです。
　

例えば
自分はどんな人？
と書き上げてみてください。

自分が思っている自分
の良い所は、

明るくて優しい。
自分に自信がない。
流行に敏感である。

仕事とは、
自分のお花によって
お客様を満足させることであり

その花で、
誰かを笑顔にすることが
出来る事、

その目的を共有し、
達成することで
初めて自分の満足も得ることが
出来るのだと思います。

趣味は、自分が楽しむこと、
自己満足できる事だと思います。

自分が満足する自己評価の価値観です。

それを仕事にするには
その価値と基準を世の中に合わせる事が
大事だと考えます。

ときには、自分の妥協も必要。
人に合わせることも必要
　

そういう価値観のずれは、
自分では
中々気が付かなかったりします。
　

自分が好きなことをしていて
拘りが強いほど
素直に直せなかったり
するようです。

そしてズレを直す事は
辛い事だったりします。

趣味を仕事にするのは
幸せだと思いますし

でも、決して、
それだけではないこと。

楽しいときも、辛い時もあり
続けていく

覚悟が必要だということを～

そして
素直な気持ちで
学ぶ姿勢が大事だという事
を知った上で考えて欲しいのです。