自分を見つめる時間から独自制のあるフローリストに

先生次第で生徒さんの個性がなくなるかも

私自身、お花のお稽古って
誰でも同じ花型を活けられるように
なるのがフラワー教室だと思っていたかも
しれません。　
　
　
今まで35年のフラワー歴、
ずっと誰かにお花を教えてきていますが
同じように花が活けられるように
なることを目的にしていたかな。。。
　
　
まずは基本をしっかりと覚えでもらい
その上で独自性をだしていってほしいと
思っていましたが
　
　
自分の個性を出せるようになるのには
決まりのある花型を学び続けて
自分でデザインを作るようになった頃
　
　
その時には、
デザインの組み立て方が
わからない
　
　
そんな状態になっている人も
多くはないんです。
　
　

なぜなら
フラワー教室は活け方だけに集中して
花を教えているから。。。
習ったことはできるけれど
残念ながら
デザインができるまでには
至っていない。
　　
　
私もその先生一人です😁
　　
　
花を活けるのは、
本来、その時の心をいけるもの
　
　
花と向き合っている時に
自分の今の感情が相混ざって
花にも現れます。
感情も花に現れますし。。。

個性も本来は現れるのが花

フラワービジネスをしたい方のコンサルを
するようになってから
フラワー教室のあり方、教え方を
振り返るように成りました。
　
　
まだ、私も現役で
お花の先生としても指導しています。
　
　
個別で生徒さんと向き合うごとに
それぞれ皆んな違う個性をもっているのに
この個性は伝承しているアレンジでは
活かしきれないのではないのかなぁっと❣

　
その人の良いところをもっと引き出せた
花の活け方を伸ばしていくのが
お花の先生のあり方なのでは
と多々思うことがあります。
　
　
生徒さんの指導では
「ここをもっとこうしたらよくなるよ〜」と
伝えていますが
　
　
これって言い方次第では
私が思っているように
花を直していることに成りかねません。
　
　
生徒さん側も
先生と同じように活けたいと
思って習いに来ている
　

花の教室は花型を習うもの
と思っている人が多いのかも
しれません。
　
　
先生自と同じ花ができるように
なっていくのは
それはそれで嬉しいこと
　
　
ですが、
もっと自由に自分を表現できるよう
になって

　
その花が認められるような
フローリストになったなら　
自分に自信がつき
　
　
もっと自分に向き合う花の時間も
楽しくなるのでは。。。
　
　
私は生花池坊も習い、生徒へ伝承しています。
池坊からでも学ぶ事は
基本をまずは忠実に〜
決まりだけは抑えた上で
個人を尊重した活け方をすること
　
　
花が同じで花型が同じだから
同じ花が出来上がるわけではありません。
　
　
手がちがう

人が違う