今の世代の若者の考え方を理解する
—————————————–
昨日は成人の日でした。
私の娘も
20歳となり
大人の仲間入りしました。
家族で祝う事の出来る
喜びとともに
今までの20年を振り返った
感慨深い一日で
私の子育て成人式でも
ありました。
今日、娘が貰ってきた
成人式の引き出物の中に
『私の踏み出したい一歩』
という冊子がありました。
20歳の成人を迎えた人の
抱負が書かれています。
多く書かれていたのは、
社会人になって
自分がなにをしたい。
どうありたいか。
夢と希望にあふれ
た言葉が綴られていました。
“どんな仕事をしたいか”
よりも
“どんなライフスタイルを
したいか”
と書かれているのが
印象的でした。
ひと昔前でしたら
「CAになりたいになりたいです」
とか「教師になりたいです」
とか答えたでしょう。
今の世代は、
「こんなライフスタイルを
送りたいです」
というのが目標であり夢なんです。
昔は良い会社に入って、
そこで生涯、勤め上げるのが
当たり前でした。
ですが、
今では、複数のキャリアを
経験して転職をしていく人も
多い時代です。
「目標に向かって
こういう風に生きたいから、
そのために次はこんな経験を
しておこう」
「面白い仕事が見つかった!」と
思ったら、直ぐに仕事を変える。
つまり、
自分が理想としている生き方、
価値を感じる事をみつけ、
自由に働く場所や仕事を
変えていく人が多いです。
40台の世代と
20歳の常識は、全く違います。
まして
もっと年齢差が離れれば
もっと違います。
仕事以外でも
それは顕著に表れていて
ひと昔前は、
ブランド品を持っている事も
ステータスという人が
多い時代でした。
今は、バブルも崩壊し、
ブランドではなく
価値があると感じるもの、
想いがあふれる商品に共感
して物を買う時代です。
世の中が
全く違う情勢のとき、
その年代に経験してきた
社会の動き
が違うのですから
価値観が違って当然です。
その若い世代と上手く
コミュニケーションをとるのに
大切なことは
世代間の違いがあることを
認識し、理解し、
対応することだと思います。
会社の社員であれば
世代の異なる社員が、
何に価値を感じるかを知り
それに対処する。
そこを考えて
人材を確保するのも
良いでしょう。
「最近の若者は」
という前に
『今の時代の若者の感性は
どうだろう』
と考える事が
と得策かもしれません。